アメリカンバイクと呼ばれるハーレーとそのモデル

日本では、ハーレーダビッドソンをアメリカンバイクと呼ぶ人が多かったのですが、最近ではクルーザーと呼ぶ人も増えています。

クルーザーは、ヨーロピアンタイプのオートバイとは異なり、独特の特徴を持っています。アメリカ大陸をクルージングするのにふさわしい車の特性があるため、クルーザーと呼ばれています。

クルーザーは、アメリカのバイクメーカーが製造し、搭載されているエンジンは伝統的な機構を受け継いだものが多いです。ただ、伝統を守りつつ、現代に合わせて高い性能を備えたエンジンを搭載したモデルも登場しています。

ハーレーダビッドソンに代表されるクルーザーは、トルクを重視したエンジンや音、乗り心地、車体の特性など、他のオートバイとは違う魅力があり、世界中に熱心な愛好家がいます。

日本でのクルーザーの歴史を見てみると、1933年からハーレーダビッドソンの輸入が行われていました。当時輸入していたのは、製薬会社でした。

しかし、為替や関税など様々な問題があり、輸出を禁止することを条件として国内限定ライセンス生産になります。1970年代になると、映画の影響もありクルーザーブームが訪れ、日本でもクルーザーに憧れる若者が一気に増えます。そのため、日本のメーカーもクルーザーを開発するようになったのです。

しかし、ハーレーダビッドソンの魅力、ブランド力には、どのメーカーもかないません。カスタムの楽しさもあり、オーナー同士の交流会なども盛んです。

アメリカンバイク