ハーレーのモデルのそれぞれの総排気量

総排気量

ハーレーで総排気量が最も大きなモデルは、CVOで1801ccもあります。それ以下は大きい順にツーリングスター、ソフテイル・ダイナ、V-ROD、スポーツスターです。エンジン性能は最高出力(スピード)と最大トルク(加速力)で表して、この2つの数値が大きいほどパワフルなエンジンということになります。

ハーレーで重いモデルのツーリングスターは400kg以上、最も軽い車体のスポーツスターでも250kg以上あるので、重い車体を動かすにはトルクが必要です。スポーツスターに採用されている総排気量は883ccと1201ccの2種類があり、この違いによって加速力の感じ方が変わってきます。

883ccでも十分大きいのですが、1200ccに比べると追い越し時には余裕が感じられません。

街乗りを楽しむという目的であれば883ccでも十分ですが、ツーリングで走りを楽しみたいならば加速性能が高い1201ccの方が余裕を持って走ることができるでしょう。

大は小を兼ねるから1201ccという選び方でもいいですが、力が強すぎて制御できるか不安という人は883ccを選んでから1201ccにボアアップするキットで自分にあった排気量を探してみてもいいです。ボアアップはキットで行うことができるので、いろいろ試すことができます。

力強い走りを実感したいのであれば大きな排気量、小回りのきく街乗りをしたいのであれば小さな排気量という感じで選んでいくといいです。