ハーレーの特徴。モデルと気筒

気筒

伝統があり、人気モデルも多いハーレーダビッドソンに憧れる人は日本にも多いです。ハーレーダビッドソンの特徴のひとつがエンジンです。

有名なVツインは、V型2気筒のことです。バイクに詳しくない人は、オートバイのエンジンについて知らない人も多いです。

1つのエンジンにピストンが1個使用されている場合はシングルと呼び、2個だったらツイン、3個以上ならマルチになります。

前後ピストンでパワーを発生させ、1か所に集めて巨大なフライホイールを回しているのがVツインエンジンなのです。特徴のあるサウンドと振動は、このエンジンレイアウトによります。フライホールの枚数は、シングルエンジンと同じく2枚です。

ツインといっても、種類がいくつもあります。ピストンの配置により名称が与えられています。ハーレーのエンジンはVツインですが、これは2つのピストンがVの方向に動くからなのです。Vツインのライバルと言えば、ツインエンジンです。ツインエンジンのイギリス車は有名です。2つのピストンが並列に並んだタイプをパラレルツインと呼んでいます。

ピストンのレイアウトは、国柄も表しています。エンジンをバイクに載せる時、クランク軸を進行方向に対して横向きに置くのが一般的ですが、縦に置くバイクもあります。縦置きの場合、ほとんどがシャフトでリアタイヤを駆動しています。

エンジンの基本である気筒には様々な種類があり、バイクの性能や乗り心地にも大きな影響を与えています。